R6.4.1以降、新型コロナウイルス感染症に係る取扱いが変更されました。
R6.4.1以降の取扱いについてまとめていきたいと思います!
公費支援
これまでは、治療薬、入院医療費について公費「28」の支援がありましたが、
これらの支援はR6/3/31で終了となります。
R6.4.1以降は、医療保険の自己負担割合に応じて患者の自己負担額が発生します。
新型コロナウイルス感染症の検査
R6.4.1~R6.5.31までの取扱いをまとめていきます。
新型コロナウイルス感染症検査とは
SARS-CoV-2核酸検出、ウイルス・細菌核酸多項目同時検出、SARS-CoV-2・インフルエンザ核酸同時検出、SARS-CoV-2・RSウイルス核酸同時検出、SARS-CoV-2・インフルエンザ・RSウイルス核酸同時検出
SARS-CoV-2抗原検出等とは・・
SARS-CoV-2抗原検出、SARS-CoV-2・インフルエンザウイルス抗原同時検出、SARS-CoV-2・RSウイルス抗原同時検出、SARS-CoV-2・インフルエンザウイルス・RSウイルス抗原同時検出
入院での取扱い
・DPCでは、SARS-CoV-2核酸検出等、SARS-CoV-2抗原検出等、検査に伴う判断料(微生物学的検査判断料、免疫学的検査判断料)は別途算定できます。
・以下の入院料を算定する患者に対しては、SARS-CoV-2核酸検出等、SARS-CoV-2抗原検出等、検査に伴う判断料(微生物学的検査判断料、免疫学的検査判断料)は別途算定できます。
・障害者施設等入院基本料(注5,注6に規定する点数を算定する場合に限る)
・有床診療所療養病床入院基本料
・救命救急入院料
・特定集中治療室管理料
・ハイケアユニット入院医療管理料
・脳卒中ケアユニット入院医療管理料
・小児特定集中治療室管理料
・総合周産期特定集中治療室管理料
・新生児治療回復室入院医療管理料
・特殊疾患入院医療管理料
・小児入院医療管理料
・回復期リハビリテーション入院料
・地域包括ケア病棟入院料
・特殊疾患病棟入院料
・緩和ケア病棟入院料
・精神科救急急性期医療入院料
・精神科急性期治療病棟入院料
・精神科救急・合併症入院料
・児童・思春期精神科入院医療管理料
・精神療養病棟入院料
・認知症治療病棟入院料
・特定一般病棟入院料
・地域移行機能強化病棟入院料
・特定機能病院リハビリテーション病棟入院料
・短期滞在手術等基本料
外来での取り扱い
・以下の点数を算定する患者に対しては、SARS-CoV-2核酸検出等、SARS-CoV-2抗原検出等と検査に伴う判断料(微生物学的検査判断料、免疫学的検査判断料)は別途算定できます。
・地域包括診療料
・認知症地域包括診療料
・小児かかりつけ診療料
・生活習慣病管理料
・手術前医学管理料
・在宅がん医療総合診療料
抗ウイルス剤の取扱い
新型コロナウイルス感染症の効能・効果を有する抗ウイルス剤の取扱いについてまとめていきます。
R6.4.1~R6.5.31までの取扱いとR6.4以降も当面継続する取扱いに分けて説明していきます。
R6.4.1~R6.5.31までの取扱い
以下の点数を算定する場合は、新型コロナウイルス感染症の効果を有する抗ウイルス剤を別途算定できます。
・小児かかりつけ診療料
・在宅時医学総合管理料
・施設入居時等医学総合管理料
・在宅がん医学総合診療料
R6.4以降も当面の間継続する取扱い
・DPCでは、新型コロナウイルス感染症の効能・効果を有する抗ウイルス剤を別途算定できます。
・以下の入院料を算定している病棟に入院している新型コロナウイルス感染症患者については、新型コロナウイルス感染症の効能・効果を有する抗ウイルス剤を別途算定できます。
↓
別表第五の一の二
・特定入院基本料
・療養病棟入院基本料
・障害者施設等入院基本料の注6、注12
・有床診療所療養病床入院基本料
・特殊疾患入院医療管理料
・回復期リハビリテーション病棟入院料
・特殊疾患病棟入院料
・緩和ケア病棟入院料
・認知症治療病棟入院料
・特定機能病院リハビリテーション病棟入院料
別表第五の一の三
・地域包括ケア病棟入院料
・特定一般病棟入院料
・短期滞在手術等基本料
別表第五の一の四
・精神科救急急性期医療入院料
・精神科急性期治療病棟入院料
・精神科救急・合併入院料
別表第五の一の五
・精神療養病棟入院料
・地域移行機能強化病棟入院料
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